不動産交流会は意味ない?|成果が出ない5つの原因と見直し方
公開日 / ツナガる編集部

不動産交流会で成果が出ないのは、交流会そのものより、目的の決め方・相手の選び方・事後の連絡の不足に原因がある場合があります。何度か参加しても仕事につながらないと、「交流会は意味ない」と感じるのは自然なことです。ただ、成果が出ない参加の仕方にはいくつかの共通点があります。この記事では、交流会で成果が出ない5つの原因を挙げ、それぞれの見直し方を対比して整理します。
不動産交流会が「意味ない」と感じる本当の理由
交流会に行っても仕事につながらないと感じるとき、会の質や参加者の顔ぶれを疑いたくなります。もちろん目的に合わない会もありますが、同じ会に参加して案件を得ている人がいるなら、差は参加の仕方にあります。会ではなく、動き方の問題です。
交流会は、その場で仕事が決まる場ではなく、仕事の相手と知り合うきっかけを得る場です。成果が出るまでには「出会う→覚えてもらう→相談される」という段階があり、どこかが抜けると関係は途中で止まります。
- 目的:何のために参加するかが決まっているか
- 相手:会うべき業種の人と話せているか
- 事後:会ったあとに連絡を続けているか
次の節からは、この3つの視点を5つの原因に分け、ありがちな動き方と見直した動き方を並べて示します。
原因1・2:名刺の枚数が目標で、目的が決まっていない
原因1:名刺の枚数を目標にしている
「今日は名刺を何枚集める」と決めて会場を回ると、一人あたりの会話が短くなり、相手の印象に残りません。見直すなら、目標を枚数から「探している案件を伝えられた相手の数」に変えます。数人とじっくり話すほうが、後日の連絡につながります。
原因2:参加の目的が決まっていない
「何かいい出会いがあれば」という参加では、誰と何を話すべきかが定まりません。客付けの協力先を探す、売却相談の相談先を見つける、など目的を一つに絞り、自己紹介の最後にその目的を言葉にしてください。目的が伝われば、相手も紹介先を考えやすくなります。
原因3・4:相手の業種を選ばず、自分の話ばかりしている
原因3:相手の業種を選んでいない
話しやすい人とだけ話していると、仕事で補い合える関係にない相手ばかりと知り合うことになります。自分の目的に合う業種を事前に決め、名札や自己紹介で業種を確かめてから声をかけるだけで、会話の中身は変わります。合う相手が少ない会なら、別の会を選ぶ判断も必要です。
原因4:自分の売り込みが中心になっている
交流会で自社の強みばかり話すと、相手は営業を受けている気分になり、距離を取ります。会話の半分以上は相手の仕事と探している案件を聞くことに使い、自分が役に立てる点があれば最後に一言添える程度で十分です。相手を知るほど、次の連絡の理由も見つかります。
原因5:会ったあとに連絡をしていない
5つの中で最も見落とされやすいのが、事後連絡の不足です。会場では話が弾みます。それでも翌週には、互いに忘れ始めます。交流会の当日か翌日にお礼の連絡を入れ、会話で出た話題に沿った情報を一つ添えるだけで、記憶に残る相手になれます。
原因と見直し方の対比
- 名刺の枚数が目標:探している案件を伝えられた相手の数を目標にする
- 目的が曖昧:一つの目的に絞り、自己紹介で言葉にする
- 相手を選ばない:目的に合う業種を事前に決めてから声をかける
- 売り込み中心:会話の半分以上を相手の話を聞くことに使う
- 事後連絡なし:翌日までにお礼と情報を一つ送る
持ち物や名刺の準備から当日の流れまでを見直したい方は、「不動産交流会に初めて参加するときの準備と当日の流れ|持ち物・服装・名刺のチェックリスト」を参考にしてください。
見直しても合わないときは、会そのものを選び直す
参加の仕方を見直しても成果が出ない場合は、会の性格と自分の目的がずれている可能性があります。異業種の交流が中心の会で同業の協力先を探しても、出会える相手は限られます。参加者の業種構成、開催エリア、開催の頻度を確かめ、目的に合う会を選び直してください。
特に、同じ顔ぶれが繰り返し集まる定期開催の会は、関係を積み上げやすい場です。一度きりのイベントを渡り歩くより、合う会を一つ決めて通い続けるほうが、「覚えてもらう」段階に早くたどり着けます。
交流会以外も含めた人脈の作り方は「不動産業界の人脈作り|営業・仲介・管理のプロがつながる7つのルート」で整理しています。ツナガるが東京都内で定期開催している不動産業者向けの交流会の予定は不動産交流会・イベント一覧からご確認いただけます。
まとめ
交流会が意味ないと感じたときは、会を責める前に、自分の参加の仕方を振り返ってみてください。目的が一つに絞れているか。目的に合う業種の相手と話せているか。会ったあとも連絡を続けているか。それでも合わなければ、参加者層の合う会を選び直せば済みます。次の参加の前に、目的を一文で書き出しておきましょう。
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よくある質問
- Q. 交流会に何回参加しても成果が出なければ、やめるべきですか?
- 回数だけで判断せず、目的・相手選び・事後連絡の3点を見直したうえで決めることをおすすめします。それでも目的に合う相手と出会えないなら、会の参加者層が合っていない可能性が高いため、別の会に切り替えるのが妥当です。交流会以外の人脈作りの方法と組み合わせる考え方もあります。
- Q. 異業種交流会と業者間の交流会では、どちらが成果につながりやすいですか?
- 目的によって変わります。客付けや元付けの協力先、管理会社との関係を作りたいなら、不動産業者が集まる交流会のほうが出会える相手が多くなります。士業やリフォーム会社など周辺業種との連携が目的なら、異業種交流会も選択肢です。探している相手がどちらに多いかで選んでください。
- Q. 交流会で知り合った相手に、すぐ仕事を頼んでもよいですか?
- 初対面の直後にいきなり案件を依頼すると、相手が戸惑うこともあります。まずはお礼の連絡と情報提供で関係を作り、相手の得意分野が分かってから具体的な相談をするほうが進めやすくなります。紹介料などの報酬が絡む場合は、法令と自社規程を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。





