埼玉の不動産会社が東京の交流会を活かす方法|県境をまたぐ客付けと紹介
公開日 / ツナガる編集部

埼玉の不動産会社は、都内の賃貸仲介と「住み替え先の紹介」でつながると、県境をまたぐ顧客を取りこぼしにくくなります。都内で賃貸に住む人が、広さや家賃を見直して埼玉への住み替えを考える場合があります。その相談の入口は、いま住んでいる都内の会社です。この記事では、埼玉の会社が東京の交流会で都内の業者と知り合い、客付けと紹介を受け渡す関係を作るまでを、3つのステップで整理します。
埼玉の会社にとって東京の不動産交流会が役立つ理由
埼玉と東京の間では、通勤や通学の圏内で住まいを移す動きがあります。賃貸の契約更新や家族の人数の変化をきっかけに、同じ沿線の少し先、県境を越えた埼玉側で部屋や家を探し始める人もいます。
こうしたお客様が最初に相談するのは、都内の賃貸仲介や、勤務先の近くにある会社になりやすい傾向があります。都内側の会社が埼玉の物件や地域の事情に明るくなければ、相談は途中で止まります。都内の交流会は、その止まりやすい場面で声をかけてもらえる相手を作る場です。
県境をまたぐ住み替えで起きている取りこぼし
取りこぼしは、どちらの会社が悪いわけでもなく、つなぐ相手がいないことで起きます。よくある場面を挙げると次のとおりです。
- 都内の会社が埼玉の相場を知らず、お客様に具体的な提案ができない
- 埼玉の会社が、都内で埼玉への住み替えを考えている人の存在に気づけない
- 紹介したくても相手の顔が浮かばず、お客様に自分で探してもらうことになる
どれも、都内と埼玉の会社が互いの得意エリアを知っていれば防げるものです。ファミリー層の住み替えでは、学区や通勤の経路、駐車場の有無など、地域に詳しい会社でないと答えにくい質問も出てきます。埼玉の会社が受け手になれる理由はここにあります。反対に、都内の物件事情は都内の会社のほうが詳しいため、互いの得意エリアを補い合う形で組めます。片方が教わるだけの関係にはなりません。
ステップ1 東京の交流会で都内の賃貸仲介と知り合う
交流会では、話す相手を都内の賃貸仲介に絞ります。特に、自社のエリアにつながる沿線の駅前で営業している会社は、埼玉への住み替え相談を受ける可能性がある相手です。
自己紹介では「埼玉の会社です」で終わらせず、「○○線の○○駅から先、県境を越えたエリアのファミリー向け賃貸に強い会社です」と、相手が自分のお客様を思い浮かべられる言い方にします。沿線で話すと伝わります。
都内の賃貸仲介に聞いておきたいこと
- 営業エリア:どの駅や沿線のお客様を主に担当しているか
- 住み替えの相談:県外への住み替えを相談された場面があるか
- 連絡の窓口:紹介の相談を受けるのは誰か、どの手段が早いか
この3つが分かれば、その場で紹介の約束まで進めなくてもかまいません。会の後に、自社の得意エリアと物件の種別を短くまとめた連絡を送り、「埼玉側の住み替え相談があれば声をかけてください」と添えておきます。
ステップ2 客付けと紹介の受け渡しで決めておくこと
知り合った相手と紹介を始める前に、受け渡しの流れを先にすり合わせます。曖昧なまま始めると、最初の一件で行き違いが起きやすくなります。
- 紹介の範囲:どの条件のお客様をどちらが担当するか
- 連絡の流れ:紹介を受けたら何日以内に誰が連絡するか
- 報告の仕方:申込・契約・見送りのどの時点で知らせるか
- 報酬の扱い:紹介料などを設けるかどうか、設けるならその条件
お客様の情報を渡すときは、本人の了承を得て、連絡先と希望条件など必要な範囲にとどめます。受け取った情報は自社の個人情報の取り扱いに沿って保管してください。報酬の扱いは、法令と自社規程を確認し、必要に応じて専門家に相談したうえで決めます。
ステップ3 紹介の結果を返して関係を続ける
紹介を受けたら、結果を必ず相手に返します。決まった場合はもちろん、見送りになった場合も理由を短く伝えます。報告がある相手には、次の紹介も回しやすくなるものです。
逆方向の紹介も意識します。埼玉から都内へ移るお客様の相談が来たら、知り合った都内の会社に声をかけます。片方だけが紹介する関係は長続きしません。お互いに一件ずつ回せたら、関係は軌道に乗ります。
紹介を仕組みにする考え方は、「不動産営業が「紹介」をもらえる人脈のつくり方|紹介営業を仕組みにする5ステップ」で詳しく扱っています。
神奈川の会社が都内とつながる場合は「神奈川の不動産会社が東京の交流会に参加する意味|横浜・川崎と都内の連携」で、千葉の会社が相続の相談で都内とつながる場合は「千葉の不動産会社が東京の交流会で得るもの|都内在住の所有者とつながる連携」で整理しています。
同業者と知り合う場として、ツナガるが東京都内で定期開催している不動産交流会の予定を不動産交流会・イベント一覧からご確認ください。
まとめ
県境で止まる相談は、つなぐ相手が一人いれば動き出します。東京の交流会では都内の賃貸仲介に絞って話し、自社の得意エリアを沿線で伝える。紹介を始める前に受け渡しの流れを決め、結果は必ず返す。次の交流会では、自社のエリアにつながる沿線の会社を一社見つけてください。
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よくある質問
- Q. 埼玉の不動産会社が東京の交流会に出るメリットは何ですか?
- 都内から埼玉へ住み替えるお客様の相談を受け渡せる相手を作れる点です。その相談は都内の賃貸仲介に最初に届きやすく、埼玉の物件に詳しい会社とつながっていれば、都内側の会社も提案しやすくなります。紹介を逆方向に回すこともできます。
- Q. 埼玉と東京の業者で客付けを連携するときは何を決めますか?
- 紹介の範囲、連絡の流れ、報告の時点、報酬の扱いの4つを先に決めておきます。曖昧なまま始めると最初の一件で行き違いが起きやすくなります。報酬については法令と自社規程を確認し、必要に応じて専門家に相談したうえで取り決めてください。
- Q. 都内の業者に紹介されたお客様の情報はどう扱えばよいですか?
- 紹介元が本人の了承を得ているかを確認し、受け取る情報も必要な範囲にとどめます。受け取った情報は自社の個人情報の取り扱いに沿って保管し、紹介の目的以外には使いません。結果は紹介元に返し、見送りの場合も理由を短く伝えます。





